俺は妖怪。水辺に潜んで人を食う。人間の表面だけ真似して振る舞う。ふりをする。そういうコミュニケーション弱者だからラインの返信をいちいちググる。
相手が不快になるか分かんねえから無難においてもしょうもないし、とはいえ無難ができないと思われては良くないので。ちょっと外す、がむずい。個性とかないっすよ。技術がないので個性も当然ない。守破離。
職場の人が陰口を言っていて、初聞きってわけじゃないんだけど毎回心臓がばくばく鳴る。俺には一切言及してないのに。
思うにいつも俺はやらかすので、ここで言われているようなことをきっとどこかで俺も言われているのだとデジャヴの先取りをしてりゅ。こわ。必要ないつらさ。だって別に予習にならないからな。仮に自分のそういう陰口を聞いたとして、おんなじように心臓バクバクいうだろうし帰りたくなる。嫌われるの学生時代ははちゃめちゃに慣れっこだったのに、社会で嫌われる≒死。みたいなとこがあるのが悪い。
社会が悪い！ 雇用の流動化を！ みたーいな。
一つの事柄について長々しゃべるのがとても苦手。すぐ結論にとびつく。得意そうな人のブログ見てるとあっちこっちの寄り道がとてもいい感じ。
そもそも寄り道上手な人のブログもちゃんと読んでいないからあっちこっちができないのかもしれない。結論しか覚えていないから結論しか書けない。お告げみたいになる。天啓くんと呼んでください。蔑称です。これを抱えて育ったしかし捨てていかなければ。
